肩関節不安定症(ルーズショルダー)でお悩みなら、藤沢市のけいのき鍼灸整骨院
最終更新日:2026年9月3日|本文の医学的記述は、院長 別府啓太(柔道整復師・鍼灸師)が確認しています。
肩関節不安定症(ルーズショルダー)とは、肩の関節を支える関節包・靭帯・関節唇・腱板の働きがゆるみ、腕を動かしたときに骨の頭がずれる感覚が出る状態です。脱臼をきっかけに起こるものと、はっきりしたケガがないまま関節のゆるさが背景にあるものがあります。
肩関節不安定症(ルーズショルダー)は、肩の関節を支えるしくみがゆるく、肩がぐらつく・抜けそうに感じる状態をまとめた呼び方です。
肩の骨のはまりはもともと浅く、関節を包む袋(関節包)や靭帯、関節のふちにあるやわらかい軟骨(関節唇)、そして腱板というインナーマッスルが支えを担っています。
この支えのどこかが弱ると、腕を上げたり後ろに引いたりしたときに骨の頭が本来の位置からずれる感覚が出ます。
これが「肩が外れそう」「力が入らない」という不安感の正体です。
藤沢駅北口から徒歩4分の当院では、まず検査で「支えが足りないのはどこか」を確かめます。
そのうえで、整体で「構造(肩甲骨・背骨・胸郭の土台)」を、鍼灸で「機能(深部の緊張・血流・力の入りやすさ)」を整えていきます。
体そのものの回復力を高め、肩を支える働きが出しやすい状態を目指す施術です。
※個人差があります。
なお、実際に肩が外れてしまった場合、当院には柔道整復師が在籍しており、肩関節脱臼の整復に対応しています。
ただし初めての脱臼、強い外力のあと、肩の変形や強い腫れ、手のしびれや手が白く冷たいといった症状があるとき、整復後も腕を動かせないときは、骨折や神経・血管の損傷を除外するため整形外科での画像検査が優先です。
改善までの目安
| 状態の目安 | 回数の目安 | 期間の目安 |
|---|---|---|
| 軽度(特定の動きのときだけ不安感が出る・脱臼歴はない) | 4〜6回 | 1〜2ヶ月 |
| 中度(腕を上げる・投げる動作で抜ける感じと痛みが出る) | 8〜12回 | 2〜3ヶ月 |
| 重度(脱臼歴がある・日常動作でも不安感が強く力が入らない) | 12回〜 | 3ヶ月〜 |
| メニュー | 初回(検査料込み) | 2回目以降 |
|---|---|---|
| 整体×鍼灸(おすすめ) | 8,500円(税込) | 7,600円/回 |
| 整体のみ・鍼灸のみ | 5,000円(税込) | 3,800円/回 |
2回目以降はチケット制(1枚3,800円・税込)でのご案内です。
整体×鍼灸は2枚、整体のみ・鍼灸のみは1枚を使用します。 ※改善のペースには個人差があり、改善を保証するものではありません。
まとめ買いチケット(5枚18,050円=1回あたり3,610円/10枚34,200円=3,420円/15枚48,450円=3,230円・税込)もご用意しています。有効期限は使用開始日から3ヶ月です。詳しくはアクセス・料金表ページへ >
肩関節不安定症は、痛みの強さよりも「不安で思い切り動かせない」というつらさが前に出やすい症状です。
そのため、痛みが軽いうちは相談されないまま年単位で付き合ってしまう方が多くいらっしゃいます。
初回は、どの動きで支えが抜けるのか・肩甲骨と腱板のどちらが先に働けていないのかを検査で確かめ、その場でご説明します。
「何を避けて、何から始めればよいか」がはっきりするだけでも、動くのがこわい状態は変わっていきます。
目次(タップで開閉)
肩が抜けそうなとき・不安感が強いときの過ごし方
「抜けそう」という感覚が出るのは、多くの場合、腕を上げて外にひねる動き(バンザイして手を後ろへ引く姿勢)のときです。
不安感が強い時期は、次の4つを目安にしてください。
- 腕を頭の上まで上げて後ろへ引く動き、うつ伏せで腕を投げ出す寝方は、しばらく避ける
- 重い物を体から離した位置で持たない。体に近づけて、両手で持つ
- 不安のある側を下にして寝ない。仰向けで腕の下に薄いクッションを入れると肩が落ち込みにくい
- 痛みや引っかかりが出る角度まで、自己流でストレッチして広げない(支えがゆるい肩では逆効果になります)
ゆるい肩に必要なのは「もっと動かすこと」ではなく、「支える働きを取り戻すこと」です。
判断に迷うときは、自己流で鍛える前に一度ご相談ください。
藤沢駅北口から徒歩4分、お仕事帰りや部活のあとの時間帯でもご相談いただけます。
こんな肩のお悩みはありませんか?
ひとつでも当てはまる方は、肩を支えるしくみが働きにくくなっているサインかもしれません。
藤沢市内からも、この段階になってから来院される方がもっとも多くいらっしゃいます。
- 腕を上げたとき、肩が「ずるっ」と抜けそうな感覚が走る
- ボールを投げる、サーブを打つ、クロールで水をかく——その一瞬だけ肩に力が入らない
- つり革につかまる、上の棚に手を伸ばすなど、腕を上げる姿勢が怖い
- 過去に肩を脱臼したことがあり、また外れるのではという不安が残っている
- 寝返りを打った拍子に肩がずれる感じがして目が覚める
- 肩の付け根に鈍い重さや引っかかりがあり、動かすとゴリッと音が鳴る
- 「関節がやわらかいですね」と言われたことがあり、肩以外の関節もよく曲がる
⚠ こんな場合は、先に整形外科へ
当院は柔道整復師が在籍しており、肩関節脱臼の整復に対応しています。
ただし、次に当てはまるときは骨折や神経・血管の損傷を除外するため、整形外科での画像検査が優先です。
- 今回が初めての脱臼である
- 転倒・衝突など強い外力のあとに肩を痛めた
- 肩の形が変わって見える、強い腫れがある
- 手や指のしびれ、手が白い・冷たいなど血流の異常を感じる
- 整復のあとも腕をまったく動かせない、力が入らない
検査の結果、医療機関での画像検査や診断が必要と判断した場合は、施術をせずご案内します。
肩がぐらつく感覚の裏に、腱板損傷など別の原因が隠れていることがあるためです。
肩関節不安定症の原因——肩の中で何が起きているのか

肩関節は、人の体の中でもっとも大きく動く関節です。
これだけ自由に動けるのは、受け皿にあたる骨のくぼみが浅く、上腕の骨の頭が「お皿の上のボール」のように乗っているためです。
浅いはまりを補っているのが、関節のふちを縁取る関節唇、関節を包む袋と靭帯、そして肩甲骨から上腕へ回り込む4つのインナーマッスル(腱板)です。
自由に動ける代わりに、支えを外側の組織に頼っている——ここが肩関節不安定症の出発点になります。
背景にある「構造の問題」と「機能の問題」
当院では、肩がぐらつく背景を大きく2つに分けて考えています。
藤沢市内から来院される方の多くは、この2つが絡み合った状態でご相談に来られます。
- 猫背・巻き肩で肩甲骨が前に倒れ、受け皿の向きがずれている
- 背骨が伸びず、胸のまわり(胸郭)が広がらない
- 腕を支える土台が動かず、肩関節だけでつじつまを合わせている
- 腱板などインナーマッスルが、必要な瞬間に働いていない
- 不安をかばう緊張で、肩の外側の大きな筋肉だけが張っている
- 血流が落ち、深部の筋肉が反応しにくくなっている

肩そのものだけを見ていても、この2つの背景には手が届きません。
ぐらつく肩の後ろには、傾いたまま止まった肩甲骨と、働き出すのが遅れたインナーマッスルがあります。
大きく分けると「外傷性」と「非外傷性」があります
肩関節不安定症は、成り立ちによって考え方が変わります。
整形外科では大きく、ケガをきっかけに起こる外傷性と、はっきりしたケガがなく関節のゆるさが背景にある非外傷性(動揺性肩関節)に分けて考えられています。
| 外傷性 | 非外傷性(動揺性肩関節) | |
|---|---|---|
| きっかけ | 転倒・スポーツでの脱臼や亜脱臼 | はっきりしたケガがない |
| 背景 | 多くは関節のふちの前下方にある関節唇の損傷(バンカート損傷)が背景にあるとされます | 生まれつき関節がやわらかい・使いすぎ |
| ずれる方向 | 一方向(多くは前方)に出やすい | 複数の方向にぐらつくことがある |
| 肩以外の特徴 | 特定の動作でだけ強い不安が出る | 肘や指など他の関節もよく反る |
| まずすること | 整形外科で画像検査 | 肩甲骨と腱板の働きを育て直す |
※どちらに当てはまるか、また関節唇や靭帯に傷があるかどうかの診断は医師が行います。
脱臼を繰り返す習慣性脱臼で手術を検討する段階かどうかの判断も、医師の領域です。整形外科での診断がある方は、その内容をふまえて施術を組み立てます。
この表でお伝えしたいのは、「同じ“抜けそう”でも、出発点が違えばやることが違う」ということです。
脱臼歴のある肩と、生まれつきやわらかい肩とでは、動かしてよい範囲も、育てる順番も変わります。
「肩が上がらない・痛い」の中には、別の症状も混ざります
肩の不安感や痛みは、肩関節不安定症だけのものではありません。
藤沢市内から肩のご相談で来られる方の中にも、次のように背景が異なるケースがあります。
| 症状 | 特徴的な訴え | 主に関係する場所 |
|---|---|---|
| 肩関節不安定症 | 抜けそう・ぐらつく・力が抜ける | 関節唇・靭帯・腱板の支え |
| 腱板損傷 | 腕を上げる途中で痛む・力が入らない | 腱板そのものの損傷 |
| 五十肩・四十肩 | 痛みとともに動く範囲が狭くなる | 関節を包む袋の炎症と癒着 |
| 上腕二頭筋長頭腱炎 | 肩の前側が押すと痛い | 力こぶの腱と溝 |
| 野球肩 | 投球のこの局面だけ痛む | 投げる動作の負担の積み重ね |
※これらは重なって起こることもあります。見分けと診断は医師の領域です。当院は検査で状態を確かめ、必要と判断した場合は医療機関をご案内します。
あなたの肩は、どのタイプに近いですか
ここからは、当院が検査で見ている4つのタイプをご紹介します。
ご自身に近いものを探してみてください(複数が重なっている方も多くいらっしゃいます)。
外傷性タイプ——一度外れてから、不安が消えない肩
転倒やスポーツでの接触をきっかけに、肩が外れた(または外れかけた)経験がある方です。
その後、腕を上げて外にひねる姿勢になると、体が勝手に身構えるようになります。
この身構えは気のせいではありません。
一度大きくずれた肩では、支えを担う組織が傷ついていることがあり、体は「またずれるかもしれない」と警戒して筋肉を固めます。
このタイプで大切なのは、順番を守ることです。
初めての脱臼、強い外力のあと、肩の変形や強い腫れ、しびれや手の冷たさがある場合は、まず整形外科で画像検査を受けてください。
状態が確認できたあとは、怖い角度に近づけないところから支えを育てることから始めます。
肩甲骨の位置と胸郭の動きを整え、腱板が働きやすい条件をつくっていきます。
不安が強い方ほど、肩の外側の大きな筋肉で固めて日常をこなしています。
その固さをゆるめ、内側の支えに仕事を戻していきます。
※個人差があります。
非外傷性タイプ——生まれつき関節がやわらかい肩
はっきりしたケガがないのに、肩がぐらつく・ずれる感じがあるタイプです。
肩以外の関節もやわらかく、「体がやわらかいですね」と言われてきた方が多くいらっしゃいます。
関節がやわらかいこと自体は悪いことではありません。
ただし、支えを靭帯にあまり頼れないぶん、筋肉の働きで安定をつくる比重が大きくなります。
このタイプの方が自己流のストレッチで柔軟性をさらに広げると、不安定さが増す方向に働くことがあります。
やわらかい肩に必要なのは、伸ばすことより「止める力」を育てることです。
複数の方向にぐらつく場合や、力の入りにくさが強い場合は、医師の診断を受けたうえで進めることをおすすめします。
当院は診断の代わりにはなりません。
施術では、肩甲骨を支える背中の筋肉と、腱板が働き出すタイミングに重点を置きます。
大きな負荷をかけるのではなく、軽い負荷で正しい順番に働かせる練習を積み重ねていきます。
※個人差があります。
使いすぎタイプ——投げる・泳ぐ・打つを繰り返してきた肩
腕を頭の上で振る動作(オーバーヘッド動作)を繰り返してきた方に多いタイプです。
投球やサーブでは、腕を後ろに引いた一瞬に肩の前側へ大きな負担がかかり、支える組織が少しずつ引き伸ばされていきます。
その結果、可動域は広いのに支えは足りない、という状態が生まれます。
この段階で無理を重ねると、野球肩や腱板の損傷に広がっていくことがあります。
「痛みが出るまで我慢する」ではなく、不安感が出た時点で肩の使い方を見直すことが近道です。
当院では、肩そのものだけでなく、股関節・体幹・胸郭の使い方まで含めて確認します。
下半身と体幹が使えていないフォームでは、腕の振りを肩だけで補うことになるためです。
競技復帰の時期については、医療機関の指示がある場合はその内容を優先します。
藤沢市内の学生さんからは、練習の合間のコンディショニングとしてもご相談をいただいています。
※個人差があります。
姿勢・肩甲骨タイプ——土台が傾いたままの肩
スポーツ歴も脱臼歴もないのに肩の不安定感や引っかかりを訴える方の背景にあるのが、姿勢と肩甲骨の問題です。
一日中、腕を体の前だけで使う姿勢が続くと、肩甲骨は前に倒れて背中から離れていきます。
巻き肩や猫背の状態では、上腕の骨を受け止めるお皿の向きそのものが変わってしまいます。
受け皿が傾いた土台の上では、どれだけ肩を鍛えても支えは安定しません。
肩甲骨が背中の上を滑るように動くこと。これが、肩の安定にとっての前提条件です。
このタイプの方は、肩をかばう緊張から肩こりや首こり・首の痛みを併発していることが多く、あわせて整えていきます。
だからこそ、藤沢駅北口から徒歩4分の当院では、ぐらつく肩だけを見て終わりにしません。
土台が変わらなければ、同じ負担のかかり方が続いてしまうからです。
サポーターと筋トレでしのいでいるうちに、不安が残ってしまう理由
「サポーターを巻いて、肩のトレーニングをして、様子を見ています」——肩の不安定感で来院される方から、いちばん多く聞く経過です。
年単位で付き合ったまま、思い切り腕を上げられない状態で藤沢市内からご相談に来られる方も少なくありません。
サポーターは「支えの代わり」で、支える働きを育てるものではありません
サポーターやテーピングは、不安な動きを制限してくれる心強い道具です。
当院が使用をやめるようお伝えすることはありません。
ただしそれは外から支えを足しているだけであって、体が自分で支える働きを取り戻すものではありません。
外している時間の使い方が変わらなければ、外した瞬間の不安は残ったままになります。
反対に、不安をなくそうとして重い負荷の筋トレに走るのも、遠回りになりやすい進み方です。
支えに必要なのは「大きな力」ではなく「働き出すタイミング」。順番を飛ばして負荷を上げると、外側の筋肉だけが張ってしまいます。
肩だけを鍛えても、また同じところへ戻る理由
腕を頭の上まで上げるとき、肩甲骨が背中の上を滑り、鎖骨が回り、背骨が伸び、肋骨まわりが広がります。
体の動きは全身の連鎖(これを「運動連鎖」と言います)でつながっていて、背中が丸まっているだけでも受け皿の向きは変わります。
肩甲骨と背骨が止まったまま肩だけを鍛えても、腕を上げるたびに肩関節へ負担が集中する構図は変わりません。
つまり、肩は「不安が出ている場所」であって、「原因のある場所」とは限らないということです。
原因が胸郭や肩甲骨にあるのに肩ばかり鍛えていれば、何度取り組んでも同じところへ戻ります。
「ゆるいだけ」と思っていたら、別のものだったというケースもあります
肩がぐらつく・力が抜ける訴えは、支えのゆるさだけで起こるとは限りません。
腱板損傷や関節唇の損傷、神経の問題が背景にあることもあります。
脱臼を繰り返している場合、しびれや力の低下が進む場合は、施術より先に医療機関での画像検査をおすすめします。
手術が必要かどうかの判断は、画像と診察をもとに医師が行う領域です。
だからこそ藤沢駅北口から徒歩4分の当院では、不安の出る肩だけを施術するのではなく、全身のつながりの中から「肩に負担を集めている本当の原因」を探して整えます。
強い刺激で一時的にスッキリさせることよりも、肩が支えやすい条件を体の側に整えていくこと。
遠回りに見えて、それが不安の残りやすい肩でいちばん確かな進み方だと考えています。
けいのき鍼灸整骨院の肩関節不安定症への施術——土台を整え、支える働きを育て直す

肩が外れてしまったとき(脱臼)の流れ
藤沢駅北口から徒歩4分の当院には柔道整復師が在籍しており、肩関節脱臼の整復に対応しています。
実際に肩が外れた場合は、次の順番で進みます。
| 段階 | やること | 目的 |
|---|---|---|
| 1. 整復 | ずれた肩を本来の位置に戻す | まず痛みと不安を落ち着かせる |
| 2. 固定 | 組織が落ち着くまで肩を守る | くり返しずれるのを防ぐ |
| 3. リハビリ | 肩甲骨・腱板・胸郭の働きを育てる | 支えられる肩に戻していく |
初めての脱臼、強い外力のあと、肩の変形や強い腫れ、しびれや手の冷たさ、整復後も動かせない場合は、骨折や神経・血管の損傷を除外するため整形外科での画像検査を優先してください。
また、ケガに起因する急性の症状は健康保険の対象となる場合があります。判断が難しいため、来院時にご相談ください。
検査で「支えが足りない場所」を見極める
まず、腕がどの方向にどこまで動くか(挙上・外旋・内旋)を左右で測り、どの角度で不安感が出るかを確認します。
そのうえで、肩甲骨が背中の上をどう動くか、胸郭がどれだけ広がるか、体幹と股関節が使えているかまで検査します。
脱臼歴の有無、しびれや力の低下の有無もあわせてうかがいます。
結果はその場でご説明し、今日やること・やらないほうがよいことをお伝えします。
原因がわからないまま、とりあえず動かす・とりあえず鍼を打つということはしません。
医療機関の受診が先だと判断した場合は、施術をせずご案内します。

整体で構造(土台)を整える
バキバキと鳴らすような施術ではなく、ソフトな手技で肩甲骨・背骨・胸郭・骨盤の動きを整えていきます。
硬いところに「ここが硬いですよ」と触れて伝え、体が自分でゆるめに行くのを待つ——これが当院の手技の考え方です。
不安定な肩では、ゆるんでいる関節を動かすのではなく、肩甲骨を止めている胸郭と背骨の硬さのほうを外します。受け皿の向きが変われば、同じ動作でも支えが働きやすくなるためです。
不安定な肩では、関節を無理に大きく動かす手技は行いません。
優先するのは、肩甲骨が背中の上を滑る動きと、胸郭が広がる動きを取り戻すことです。
肩甲骨と背骨が動くようになると、受け皿の向きが整い、同じ動作でも肩の一点に負担が集中しにくい条件が整っていきます。
※個人差があります。

鍼灸で機能を高める
手技だけでは届きにくい深部の筋肉やツボに、髪の毛ほどの細い鍼でアプローチします。
鍼は体にとって小さな異物なので、体は「修復しよう」と反応し、その場所に血流が集まると考えられています。
肩関節不安定症では、肩甲骨の裏側にある深いインナーマッスルが働きにくくなっていることが多く、手技では届きにくいこの層に届く点が鍼灸の持ち味です。
ツボは、刺激した場所から離れた部位の緊張がゆるむ反応点として東洋医学で体系化されてきたもので、肩まわりの血流を促すだけでなく、不安で肩を固めてしまう方や眠りが浅い方など、自律神経のバランスを整えたい方にも向いた施術です。
肩に鍼を打つイメージを持たれる方が多いのですが、実際には背中・腕・手足のツボを使うことも多く、刺激量はおひとりずつ確認しながら進めます。
深部の緊張がゆるみ血流が戻ることで、支える筋肉が反応しやすい状態になることが期待できます。
※個人差があります。
支える働きを育てる運動指導
整えた状態を保つために、運動とセルフケアを厳選してお伝えします。
今の状態に合ったものを1〜2個だけです。
不安感が強い時期なら、肘を体につけたまま軽く外へ開く動き、肩甲骨を背中の中心へ寄せる動きなど、怖い角度に近づかない範囲のものから始めます。
安定してきたら、腕を上げた姿勢で支える練習、荷物の持ち方や寝る姿勢の工夫へと段階を進めます。
続けられることがいちばん大切だからこそ、数を絞ります。
施術で整える時間より、日常を過ごす時間のほうが圧倒的に長い。だから両輪で「支えられる肩」を育てていきます。
整体と鍼灸、肩関節不安定症にはどちらが向いている?
肩関節不安定症は「土台と受け皿の向き(構造)」と「支える筋肉の働き(機能)」の両方が絡む症状です。
そのため当院では、藤沢市内から来院される方にも整体と鍼灸を組み合わせたメニューをおすすめしています。
それぞれの得意分野は次のとおりです。
| 目的 | 整体のみ | 鍼灸のみ | 整体×鍼灸 (おすすめ) |
|---|---|---|---|
| 肩甲骨・胸郭の動き(構造) | ◎ | ○ | ◎ |
| 深部インナーマッスルの働き | ○ | ◎ | ◎ |
| かばう緊張・肩の張り | ◎ | ○ | ◎ |
| 自律神経・眠りの質 | ○ | ◎ | ◎ |
| 再発しにくい土台づくり | ◎ | ○ | ◎ |
◎=とくに得意とする領域/○=あわせて働きかけられる領域 ※どちらか一方をご希望の場合は、整体のみ・鍼灸のみのメニューもお選びいただけます。
どのメニューを選ぶかは、初回の検査結果をもとにご相談のうえ決めていきます。※効果の感じ方には個人差があります。
改善の目安と、そのあとの通い方
支える働きは、時間をかけて育て直すもの。だからこそ、期間は長めに見ておいてください。
藤沢市内からのご相談でも「学生時代に脱臼してから、ずっと同じ不安を抱えたまま」という経過は珍しくありません。
目安として、特定の動きのときだけ不安感が出る軽度の状態なら4〜6回(1〜2ヶ月)、腕を上げる動作で抜ける感じと痛みが出る状態なら8〜12回(2〜3ヶ月)、脱臼歴があり日常動作でも不安感が強い状態は12回〜(3ヶ月〜)をひとつの区切りとしてご案内しています。
支える働きを育て直すには、時間がかかります。
期間は長めに見ておいてください。
※個人差があります。
| 期間 | 通院の目安 | ねらい |
|---|---|---|
| 〜2週間 | 週1〜2回 | 今ある症状の軽減 |
| 〜1ヶ月 | 週1回 | 土台の歪みを整える |
| 〜3ヶ月 | 2週間に1回 | 整った状態を安定させる(ここまでで1クール) |
| その後 | 月1回程度 | 良い状態のキープ(ご希望の方) |
※〜3ヶ月までで1クールです。
※その後の月1回のメンテナンスは、ご希望の方のみです。
症状が落ち着いたあとの通い方は、検査の結果とご都合に合わせてご提案します。
※通い方を強制することはありません。

患者様の声
当院に通われている方の声です。
当院にはGoogleクチコミ160件以上・ホットペッパービューティー130件以上(2026年9月時点)の声が寄せられています。
「当初は腕にひねりを加えただけでもとにかく痛くて痛くて…ジャケット羽織るにも痛くて羽織れなかったり、高い所の物が取ろうとするだけで激痛が走ったり、時にはグキっとした痛みで目が覚めるほどの嫌な痛みが日に日に酷くなる、そんな状態が続いていました。」
— R.G様(Googleのクチコミより・一部抜粋/肩のお悩みで通われている方の声です)
「施術に対する丁寧な説明に加え、食事、トレーニング、ストレッチ、漢方など、疑問に思ったことに対して答えてくれるので、とても有難く信頼できる先生です。」
— Y.K様(Googleのクチコミより・一部抜粋/肩のお悩みで通われている方の声です)
※掲載する声は個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
料金と初回の流れ

| メニュー | 初回(検査料込み) | 2回目以降 |
|---|---|---|
| 整体×鍼灸(おすすめ) | 8,500円(税込) | 7,600円/回 |
| 整体のみ・鍼灸のみ | 5,000円(税込) | 3,800円/回 |
2回目以降はチケット制(1枚3,800円・税込)でのご案内です。
整体×鍼灸は2枚、整体のみ・鍼灸のみは1枚を使用します。
まとめ買いチケット(5枚18,050円=1回あたり3,610円/10枚34,200円=3,420円/15枚48,450円=3,230円・税込)もご用意しています。有効期限は使用開始日から3ヶ月です。詳しくはアクセス・料金表ページへ >
初回は問診・検査・施術・ご説明で60〜90分程度をみてください(メニューにより前後します)。
お着替えのご用意があるので、お仕事帰りでもそのままお越しいただけます。
※慢性的な肩関節不安定症のケアは健康保険の対象外となるため、自費でのご案内になります。
脱臼など、ケガに起因する急性の症状は健康保険の対象となる場合がありますので、来院時にご相談ください。
肩関節不安定症の施術についてよくある質問
肩が抜けそうになったとき、その場でどうすればよいですか?
そのうえで、腕を体に近づけ、反対の手で肘を支えると肩の負担が抜けます。座れる場所があれば座り、肘の下にクッションやカバンを置いて腕の重さを預けてください。
力ずくで戻そうとしたり、痛みの出る方向へ動かして確かめたりすることは避けてください。
実際に外れてしまった場合、当院には柔道整復師が在籍しており整復に対応していますが、初めての脱臼、強い外力のあと、肩の変形・強い腫れ、手のしびれや冷たさがあるときは、骨折や神経・血管の損傷を除外するため整形外科での画像検査が優先です。
肩関節不安定症(ルーズショルダー)とは、どのような状態ですか?
肩が抜けそうな感覚、力が抜ける感じ、動かしたときの引っかかりが代表的な訴えです。
ケガをきっかけに起こる外傷性と、はっきりしたケガのない非外傷性(動揺性肩関節)に分けて考えられており、どちらに当てはまるかの診断は医師が行います。
肩が外れてしまいました。整骨院で対応してもらえますか?
ただし今回が初めての脱臼である場合、転倒や衝突など強い外力のあと、肩の変形や強い腫れがある場合、手のしびれや手が白い・冷たいといった症状がある場合、整復後も腕を動かせない場合は、骨折や神経・血管の損傷を除外するために整形外科での画像検査を優先してください。
判断に迷うときは、まずお電話でご相談ください。
藤沢駅北口から徒歩4分、20時まで営業(最終受付19:30)しています。
肩関節不安定症に手術は必要ですか?
脱臼をくり返す習慣性脱臼の場合、手術を検討する段階かどうかも医師にご確認ください。
当院は診断や手術の要否を判断する立場になく、その方針をふまえたうえで、肩甲骨の安定性・腱板とインナーマッスルの働き・胸郭と姿勢を整える役割を担います。
どのくらいの期間・回数がかかりますか?
支える働きを育て直すには時間がかかるため、期間は長めに見ておいてください。
初回の検査で状態を確認し、あなたに合った回数・期間の見通しをその場でご説明します。
※個人差があります。
生まれつき関節がやわらかいと言われました。変わっていきますか?
ただし、やわらかい関節ほど筋肉の働きで安定をつくる比重が大きくなるため、肩甲骨を支える背中の筋肉と腱板が働くタイミングを整えることを目指した施術によって、不安感が出にくい条件を育てていければと考えています。
反対に、自己流のストレッチで柔軟性をさらに広げると不安定さが増す方向に働くことがあります。
※効果の感じ方には個人差があります。
スポーツはいつから再開できますか?
当院が独自に復帰時期を決めることはありません。
目安としては、腕を上げて外にひねる姿勢で不安感が出なくなり、肩甲骨と体幹で支えられる状態が戻ってから、練習量を段階的に戻していきます。
自分で筋トレをすれば安定しますか?
そのため、いきなり重い負荷でトレーニングをすると、肩の外側の大きな筋肉ばかりが張ってしまい、遠回りになることがあります。
当院では、今の状態で怖い角度に近づかない範囲の運動を1〜2個だけお伝えし、安定してきたら段階を進めていきます。
鍼は痛いですか。初めてでも大丈夫ですか?
チクッとした感覚や、ズーンと響く感覚を感じる方はいらっしゃいますが、強い痛みを我慢していただくことはありません。
国家資格を持つ施術者が刺激量を確認しながら進めますので、初めての方もご安心ください。
健康保険は使えますか?
一方、脱臼や打撲など、ケガに起因する急性の症状は健康保険の対象となる場合があります。
ご自身での判断は難しいと思いますので、来院時にご相談ください。
アクセス|藤沢駅北口から徒歩4分
けいのき鍼灸整骨院は、JR東海道線・小田急線・江ノ島電鉄「藤沢駅」北口から徒歩4分の場所にあります(神奈川県藤沢市藤沢539)。
お仕事帰りやお買い物のついでにも通いやすい立地です。
お車の方は提携駐車場205台をご利用いただけます。
藤沢市内はもちろん、鎌倉・茅ヶ崎・辻堂方面から肩の不安定感のご相談で来院される方も多くいらっしゃいます。
部活動やお仕事の合間にも通っていただけるよう、20時まで営業(最終受付19:30)しています。
関連する症状
「体質だから」「そのうち慣れるから」と付き合っているあいだも、肩は支えのない使い方を覚えていきます。
大切なのは、どこの支えが足りないのかを知って、そこから育て直すことです。
藤沢市で肩の不安定感にお悩みの方は、まず一度、今あなたの肩で何が起きているのかを検査で確かめてみませんか。

監修者:
鍼灸師・柔道整復師・交通事故専門士(中級)
院長 別府 啓太(柔道整復師・鍼灸師として12年)
私は大学まで野球をやっていて、ケガをすることが多く、当時お世話になっていた接骨院の先生やトレーナーに憧れてこの業界へ進みました。
私は日々、【症状を改善できる施術家は普通、症状を出させない施術家が一流の施術家】これを目指して患者様と向き合っています。
人には【自然治癒力(自分の身体を治す力)】という素晴らしい力があります。
あくまでも【身体を治すのは患者様自身】であり、私たち施術家という仕事の本質は、ただ単に【人へ施術すること】ではなく、【健康】というサービスを通して、【生活の質の向上】ができ、【幸せ】な人生を送ることをサポートすることであると考えています。
身体の専門家としての知識と技術を追求し、より多くの方に【幸せな人生】を送っていただくことを目的とし、皆様の健康サポーターとして尽力して参ります。
藤沢市の【けいのき鍼灸整骨院】をどうぞ宜しくお願いいたします。
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| 住所 |
〒251-0052 神奈川県藤沢市藤沢539 銀座エアポート藤沢1階 Googleマップで確認 |
|---|---|
| 最寄り駅 |
JR東海道線・小田急電鉄・江ノ島電鉄 藤沢駅 北口から徒歩4分 藤沢駅から当院まで動画で確認 |
| 駐車場 | 提携駐車場あり(205台) (場所はこちら) |
| 営業時間 | 午前/9:00〜13:00 午後/15:00~20:00 |
| 定休日 | なし |
| 最終受付時間 | 19:30(営業は20:00まで) |
| 電話番号 | 0466-23-6277 |
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