けいのき鍼灸整骨院の別府です。
今回は、自律神経のお悩みに効くと言われているツボをご紹介いたします。
自律神経の悩みは増えている!
現代は「ストレス社会」と言われ、自律神経の乱れを自覚している方が90%もいるというデータも出ています。
特に30代・40代の副交感神経活動レベルが大きく低下しているとのことです。
自律神経のバランスが乱れると、
血流の低下→身体に十分な量の血流が巡らない→細胞に栄養や酸素が行きわたらない→老廃物もうまく回収できない→全身の機能低下→老化が進む
という流れが出来てしまいます。
症状としては、頭痛・不眠・めまい・微熱・発汗・呼吸困難・息苦しさ・嘔吐・肩こり・食欲不振・動悸・背中の痛み・胸の痛み・不整脈・腰痛・便秘・下痢・倦怠感・体重減少・手足のしびれ・冷え・生理不順・むくみなど
本当に様々な症状が出る事があります。
東洋医学では、自律神経の乱れは気血水の乱れによって起こると考えます。
自律神経をセルフケア!オススメのツボ!
鍼灸師である筆者がオススメする、自律神経を整えるツボをご紹介します。
①神門
②太衝
③内関
④労宮
⑤百会
①神門
場所・・・手掌側の手首のしわの上で、小指側にある骨の少し親指側です。
こんな症状の時に・・・自律神経の興奮状態を抑えて気持ちを落ち着かせる効果があります。
ストレス・イライラ・不眠症・気分の落ち込みなど。
②太衝
場所・・・足の親指と人差し指の骨の間から、足首方向へスライドしていき、指が止まるところ。
こんな症状の時に・・・イライラ・目の疲れ・PMS・不眠・足の冷えなど
③内関
場所・・・手のひら側の手首のしわから指3本分肘方向へ行ったところで、手を握った時に出る腱と腱の間。
こんな症状の時に・・・不眠・動悸・不安感・二日酔い・胃の不快感など
④労宮
場所・・・グーを握って手のひらに当たる人差し指と中指の先の間
こんな症状の時に・・・ストレス・イライラ・気分の高まりを抑える・動悸・吐き気・手の疲れ・肩こりなど
⑤百会
場所・・・両耳の上端を結んだ線上で頭のてっぺん部分。
こんな症状の時に・・・頭痛・肩こり・目の疲れ・不眠・めまい・耳鳴り・精神不安など
ツボの押し方
ツボは3~5秒間、ゆっくりと力を掛けてツボを押します。
真っ直ぐ中心に向かって押すことがオススメです。
やりすぎると組織を破壊してしまい、逆に痛くなってしまったりするので、気持ちが良い程度に押すと良いです。
長くても1か所、1分程度の方が良いでしょう。
当院独自の自律神経プログラム
当院では自律神経の症状でお悩みの方へ向けた、【自律神経改善プログラム】を行っています。
なかなか改善されない自律神経の症状でお悩みの方は是非ご相談ください。