ジャンパー膝(膝蓋腱炎・膝蓋靱帯炎)について
このようなお悩みはありませんか?
- バスケットボールやバレーボールなど、ジャンプをするスポーツをしている
- 膝のお皿の辺りが痛い
- 膝を曲げるのが痛い
- サッカーなどボールを蹴ったり、走る動作の多いスポーツをしている
- 膝蓋腱炎と診断された
ジャンパー膝の症状と原因
ジャンパー膝の症状
ジャンパー膝とは、バレーボールやバスケットボールなどでジャンプや着地動作を頻繁に行ったり、サッカーのキック動作やダッシュなどの走る動作を繰り返すスポーツに多くみられる、使い過ぎ(オーバーユース)に起因するスポーツ障害です。
運動時に膝の前面に痛みを感じる事が特徴です。
膝の前面・膝蓋骨(膝のお皿)の周辺を手で押すと痛みを感じる場合もあります。
片方の膝で発症した場合、もう片方の膝も診察してみると膝蓋腱炎になっているということもあります。
スポーツマンの方は痛みを気にして、または痛む膝をかばおうとしてパフォーマンスが低下してしまう、という状態に繋がります。
通常は十分な休息をとれば重症化はしない事が一般的ですが、選手のように毎日トレーニングに励んでいる場合には重症化してしまいます。
ジャンパー膝の原因
ジャンプや着地、ダッシュやストップなど、急激な動作を繰り返す事によって、膝蓋腱に生じるオーバーユース障害の一つです。
膝を伸ばす運動を行う時には、太ももの前側に位置する強靭な筋肉群である大腿四頭筋が動きます。
膝蓋腱は、この大腿四頭筋の端の部分に当たり、膝蓋骨を介して脛骨を持ち上げる働きを担います。
また、この仕組みは、ジャンプやランニングの際の衝撃吸収にも働きます。
ジャンプでは膝に約1トンもの衝撃がかかるといわれています。
ジャンプや着地の動作のたびに、膝蓋腱が引っ張られ、特に強い負担がかかった時には、腱の中で小さな傷が生じます。
すると、その傷を治すために血管が増えていきます。
普通であればこの傷は二週間程で治り、傷が治ると増えた血管も消滅するのが普通の流れです。
ところが負担が掛かる練習をたくさん繰り返すと、できた傷が治る前に新たに損傷ができてしまい、血管が減る暇がなく増え続けてしまいます。
血管が増えると、それに伴い神経線維も増えてしまうため、痛みの原因になります。
その為、ジャンプを頻回にするようなスポーツでは、強いストレスが繰り返し膝にかかり、腱や付着部に痛みが出てきます。
また、男性に多いのが特徴です。
特に競技レベルが上がってくる中学~高校にかけて発症リスクが高くなる傾向にあります。
ジャンパー膝を放っておくと・・・
痛みを我慢して、スポーツを続けると、スポーツなど運動中だけに関わらず、日常の歩行をはじめ、常に痛みを感じるようになります。
さらに悪化すると、痛みでスポーツを続ける事が困難になります。
スポーツを続けると、腱や靱帯が切れてしまうこともあります。
けいのき鍼灸整骨院のジャンパー膝に対するアプローチ
ジャンパー膝への具体的なアプローチ方法
①全身の状態を改善
まずは全身の状態を改善します。
当院では、症状はあくまでも【結果】であると考えていますので、「症状のある部分だけ」の施術は基本的に行いません。
お身体のバランスや自律神経系へのアプローチで、身体が施術を受け入れやすい状態になり、施術の効果を高めます。
全身のバランスや動きの調整をするだけで、患部にあまり触れていないのに改善することも多いです。
②患部に関連する部位の改善
全身の施術だけでも改善を実感される方も多いです。
それは、身体が繋がっているという証拠です。
ここから、患部の動きに関連が大きい部位の動きを出していきます。
ジャンパー膝の場合、骨盤から下肢の影響が大きいと考えられます。
膝の動きには、骨盤、股関節、足首の動きが重要になりますので、膝のみでなく、身体全体のバランス、動きの改善を行っていきます。
特に足首や、股関節の動きが悪いと、衝撃の吸収を膝関節が行うことになり、負担が増えます。
これらの動きを改善し、膝関節に掛かる負担の軽減をします。
③患部へのアプローチ
ここまでのアプローチでもだいぶ改善を実感される方が多いですが、再度確認して症状の残り具合によって患部への施術方法を決めます。
患部の回復には、電気や超音波などの物理療法や鍼灸が効果的ですので、状態に応じて、施術を選択していきます。
炎症が起きている部位の改善には、電気や超音波などの物理療法が効果的です。
また、大腿四頭筋の緊張がありますので、こちらも電気、超音波、鍼治療などが効果的です。
④体質へのアプローチ
東洋医学では、「気」「血」「水」のバランスが乱れると、身体に症状が出ると考えます。
今、気になっている症状以外の小さな症状、食欲、睡眠、顔色、脈、舌、お腹、肌質、声などに体質は表れてきます。
これらの情報を基に、「気」「血」「水」のバランス=体質を整えてきます。
ジャンパー膝の場合、気血の失調と滞り、経絡の失調が考えられます。
気血の状態を、改善するように、ツボや経絡を刺激していきます。
鍼灸が苦手な方には、刺さない鍼や手技でアプローチを行います。
けいのき鍼灸整骨院の想い
当院では患者様おひとりおひとりと誠実に向き合い、お悩みを一緒に解決していきます。
ですので、患者様と目標を一緒に定めたり、ご来院の度に状態を確認いたします。
お悩みが解消することで生活の質が向上し、それが人生の幸せに繋がっていくと考えています。
お身体のお悩みは藤沢市にある【けいのき鍼灸整骨院】にご相談ください!
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